不整脈「発作性上室頻拍」の治療のための心臓カテーテルアブレーション体験記 vol.6です。
今回は、榊原記念病院での診察について書きたいと思います。
不整脈になるまで聞いたことのない名前の病院でしたが、公益財団法人日本心臓血圧研究振興会が運営する循環器専門の病院です。
カテーテルアブレーション手術の実施件数は2021年度で6,000件を超えており、単純計算で1日15件を超える手術数。恐らく日本でも有数の循環器専門の病院です。
病院は府中市にありまして、最寄り駅は京王線・飛田給駅です。
京王線飛田給駅から歩いて15分くらい、もしくは調布駅からバスで榊原記念病院に行けます。
バスは1時間に1本くらいしかないので、飛田給から歩いた方が良いかもです。
さて、榊原記念病院での診察について、まずは電話で予約が必要でした。
紹介状があっても、電話・Webで予約が必要です。
最初Webで予約したのですが、一向に返事が無いので電話で予約したらすぐに予約できました・・・
また、紹介状+クリニックでの心電図の結果は診察の前に郵送で送る必要がありましたので、吉田クリニックでの診察から榊原記念病院での診察までは10日程を要しました。
榊原記念病院での診察の前に、またしても安静時心電図とか血液検査とかをやりました。
何かこう、何度も同じ検査をするのって何なんですかね。
病院間での検査データの連携して欲しいと強く思います。
さて、一通り検査して最後に診察。
その日は循環器内科の副部長が診察されてまして、吉田クリニックの24時間ホルター心電図の結果などを見て、治療としては薬を飲み続けるか、カテーテルアブレーションをやるかの2択ですけどどうしましょうか。という話になりました。
病名はその時は確定しなかったと思います。記憶があやふやですが、心臓を手術時に見てみないと悪さをしているのが心臓のどこなのかの詳しい事は分からないとのことだったと思います。
薬を飲んでも治るわけではないのでアブレーションした方が良いのではとの指摘もあり、カテーテルアブレーション手術を選択しました。
その日のうちに、いつ入院するかの日程調整まで済ませました。
どうせなら早いうちに手術したかったですが、混雑状況などで最短2週間後と言われたので最短で予約。
入院の1週間くらい前にもう一度診察がありました。確か血液検査とかコロナPCR検査とか、手術前の色々調整だったかと思います。
あとは、「限度額適用認定証」の手続きを会社の健康保険組合に申請しました。
「限度額適用認定証(限度額適用・標準負担額減額認定証)」を医療機関の窓口に提示することで、保険適用内の医療費の支払いを、自己負担限度額までにすることができます。
これをやっておかないと、手術の費用が100万円を超えることになるので、手術前に手続きをして「限度額適用認定証」を用意しておいた方が良いです。
参考までに、入院するまでは1カ月間くらいありましたが、入院するまでのトレーニングとしては下記のような状況。
・走ると不整脈出る(軽いジョグなら走れる)
・自転車も坂道は不整脈が出る
・泳ぐと、最初は不整脈の違和感があるが、泳ぎ続けると途中から気にならなくなる(ただ、負荷は低め)
次はいよいよ入院初日について書きます。
■アスリートの心臓カテーテルアブレーション体験記 vol.7