「Campagnolo Bora WTO 60」で1,000㎞走ってからのレビュー

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【2021/10/22 追記】

「Campagnolo Bora WTO 60」を使い始めてから速度が上がったというレビュー記事を書いていますが、実際どれくらい速くなったのか、「Campagnolo Bora WTO 60」の前に使用していた「Mavic R-Sys SLR WTS Exalith 2」での時間と比べて定量的に書きたいと思います。

いつも走っている尾根幹往復コースで比較してみました。距離にしてだいたい往復61㎞、累積標高は500mくらい。
信号停止時間を入れずに純粋に走っている時間(移動時間)での比較ですので割と精度は高いと思います。

・Mavic R-Sys SLR WTS Exalith 2:2時間23分~2時間30分
・Campagnolo Bora WTO 60:2時間16分~2時間20分

ということで60㎞で7分~10分くらい短縮されたことになります。
アイアンマンロングの距離(180㎞)に換算すると20分~30分の短縮。

結構な時間短縮が見込める事が数字上でも分かります。
また、脚も若干WTO60の方がセーブできているので脚に疲労が蓄積しにくいですね。

「Campagnolo Bora WTO 60」を買って損はないと思いますので、気になっている方でお金に余裕のある方は是非試してみてください。海外通販であれば20万円弱で購入できるかと思います。

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「Campagnolo Bora WTO 60」を装着してからの走行距離が600㎞を超えてから一度レビューしましたが、1,000㎞を超えたので改めてレビュー(インプレ)します。

「Campagnolo Bora WTO 60」で600㎞走ってからのレビュー

平地巡行性

前々から書いている通り、平地での巡行性に優れているので高速域での速度維持が楽です。
脚力にもよるかと思いますが、FTP200前後の貧脚の自分でさえ30㎞維持は簡単。
35㎞維持となるとちょっと頑張らなくてはならないですが、脚力がある人であれば余裕で維持できるのではないかと思います。

下り

ホイールの回転が良いので、下りも漕がなくてもスピードが勝手に出ますので注意が必要です。
かといって下りでブレーキをかけ続けるとブレーキシュー&リムが削れてしまうので悩ましいところ。
自分は安全第一で、を意識してブレーキをなるべく掛けながら下っています。リム&シューの削れ具合について、別途記事を書かねば。

上り

私の脚力では3パーセントくらいの坂であればアウターでガシガシ上れます。
それ以上となるとナカナカ厳しいですが、脚力がある人は問題なく登れるかと思います。
BORA WTO 60だから上りがかなり遅くなったというのは今のところ無いですね。

風への抵抗

定常的に同じ角度から吹いている風についてはうまく風を受け止めて、あまり抵抗を感じることなく走ることができます。
WTO=WIND TUNNEL OPTIMIZED、ということなので横風でもその効果を体感できています。
逆に突風や暴風には弱いです。
リムハイトの高いホイール全般に言えることだと思いますが、リムハイトが高い分、風の影響を多く受けますので、突風でハンドルを突然取られることがありますので要注意です。
しっかりとハンドルを握っておかないと風で落車ということにも繋がりますので、強い突風や暴風の時には乗車は避けるのがベターだと思っています。私個人としての基準は「風速5m」を越えたら乗車を控えるようにしています。
風が強いと風に煽られての落車が怖くて走りに集中するのが困難になりますから、ライドを楽しめないと思っています。風速3mを越えると、結構風の影響を感じると思います。

「Campagnolo Bora WTO 60」の総合レビュー

1,000㎞を走りましたが特に不満なく気持ちよくバイクに乗れています。
高速巡行性に優れるのでライド中の身体への負担も減っている気がします。
長距離を乗ってもあまり疲れないというか、最後まで力が残っている感じがあります。
何よりも外観がカッコいいです。

私は海外通販のWiggleで15万円台で購入しました。国内のお店で買うよりも断然安かったです。半額くらい? それだけ国内の代理店・小売店の利幅が大きいってことでしょうか。。。


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