アスリートの心臓カテーテルアブレーション体験記 vol.9

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手術が始まってからしばらくは、部分麻酔なので意識はありました。

医師や看護師が何やらベッドの近くで話していますが、詳しい話の中身は良く聞こえず。
そうしているうちに、心臓に強制的に不整脈を起こす薬剤を投入したようで、急激に心臓の鼓動が速くなりました。

恐らくそうすることで、どこから異常な電気信号が発せられているのかを突き止めているようです。
鼓動が収まったかと思ったらまた激しい鼓動が起きるというのを数回繰り返しているうちに眠ってしまったようです。

気が付いたら病室のベッドで寝ていました。

深い眠りから覚醒したのがお昼過ぎだったと思います。
カラダはどこか痛いということもなく、すっきりとした感じで目覚めました。

2時くらいに遅い昼食を食べて、夕方の5時くらいには起きても良いということでトイレにも行けました。
カテーテルの傷口は見ていませんが、少し痛むくらい。

6時くらいに夕食が出てきて、食欲もあり一気に食べました。
その日は椅子に座るのも大変なので、ベッドでずっと寝るまで過ごしていたと思います。

心臓の調子は、普通。
まぁ、もともと運動しないと症状がでなかったので、このベッドで寝ているタイミングで治ったかどうかは判断できなかったですが、少なくとも悪化はしていないということで一安心でした。

翌日、8時頃朝食を食べて、担当医師から軽い手術の経過の話があり、昼過ぎに退院となりました。

担当医師からは、「手術をしてみると心房細動が見つかったけど、今回は心房細動の手術の準備もできていなかったので、もともと治療予定だった「発作性上室頻拍」のみ治療した」とのこと。
その時は深く意味が分かっていなかったですが、まさか続きがあったとは。。。 詳しくは後ほど書きます。

退院して病院を出てから飛田給の駅までは1㎞くらい歩きますが、特に心臓に違和感もなく歩くことができました。

次の記事では、カテーテルアブレーション手術後の心拍数やHRVの経過について書きたいと思います。


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