カンボジア、アンコールワット 自転車旅行記

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アンコール遺跡群を自転車で廻りたい方のために。

アンコール遺跡群を自転車で移動する方向けに特化していますので、タクシーやトゥクトゥク等での見学であれば参考にならないかもです。

4月初旬に行きましたが、結論から言うと、一番暑い時期である暑季でも自転車で巡る事は可能。
実際自転車で遺跡巡りで走っている人は結構見かけました。
ただし、暑さ対策は忘れずに。

暑さ対策は3点
①日除け
②水分補給
③服装

①日除けについてはヘルメットの下に麦わら帽子的なつばの広い帽子を被る事を推奨します。
これを被るかどうかで暑さが全然違います。(帽子の写真撮り忘れましたが)
高いものでなく一番安い帽子でOK。私が買ったのは3ドルでしたが、値切れば店によっては2ドルくらいで買えるかもしれません。
葉っぱを編みこんだ帽子を買いましたが軽量でした。

今回帽子をホテルに置き忘れた日もありましたが、帽子のある無しでは暑さは体感的には結構違いました。
やはり日差しを頭・顔で受ける事が暑さを感じたり、体力を奪っていくようです。

②水分補給
水分補給についてはできればこまめな水分補給が必要。
普通に歩いていても汗が出てくるので自転車漕いでるならなおさら。
できれば水ではなく、露天で売っているココナッツウォーター(1USD)の方が成分的にはGood。
冷水に浸けてあるので冷えたココナッツウォーターが飲めます。
私は1日3回ココナッツウォーターを飲みましたが、朝早くから見学にいくのであれば5回でも良いと思います。
5回飲んでも5ドルなので大した金額ではないです。

③服装
服装は半袖でも良いですがアームウォーマー必須です。
下はサイクリングパンツでも半ズボンでもOKですが、日焼け止めは必ず塗るようにした方が良いです。
靴はサンダルでも良いが踵があるタイプを選びましょう。

以上を踏まえてアンコール遺跡自転車巡りの情報を少しだけ。
①道について
②駐輪場
③レンタルバイク
④ベンメリアに自転車で行けるか

①道について
ホテルが立ち並ぶシェムリアップからアンコール遺跡群入り口までは距離としては7kmくらい。
市街地からアンコール遺跡までの道はやや登っていますが、勾配は1%にも満たない程度。
ルートは2つあって、広い道路(Angkor Wat Rd.)と狭い道路(Sivatha blvd.)。
距離が短いのを選ぶのであれば狭い道(Sivatha blvd.)。道の広さを選ぶのであればAngkor Wat Rd.の利用が良い。
ちなみに、最初アンコールワットの見学チケットを買う必要がありますが、それは広い道(Angkor Wat Rd.)沿いにあります。
広い道を北上するとアンコールワット遺跡の南面に出ます。アンコールワットに行くなら突き当りを左折。西門から入ります。

狭い道だからといって道が狭すぎる訳ではなく、対向車が走れる間隔はあります。自転車用側道はないので、クルマやトゥクトゥクと
一緒に走る事になります。日本で車道で走り慣れているのであれば狭い道でOK。ただ、道はややガタガタなので注意が必要。

アンコール遺跡群の中はほぼ勾配はなくフラット。ところどころ道の両側が木々で覆われていて日傘となってくれるところもありますが、あまり期待はしないほうが良いです。帽子着用で。

②各遺跡を巡る際に心配なのが駐輪場。
特に駐輪場はなく、各遺跡の入り口付近にバイクとか自転車が置いてある所に置けばOK。
必ずと言っていいほど、チケットを確認する青い制服を着た人がいるのでその人に確認すれば良い。
アンコールワットだけは観光客数が桁が違っていて、門付近はトゥクトゥク・バイク等で溢れかえっています。
ちょっと入り口手前で自転車を停めたところ駐車料金を1ドル請求されました。
日本にあるような、駐輪場の紙を自転車にホッチキスで止めてあったのを指して、1ドルって言われたのですが、正規なものか不明。
後で見ると係りの人は売店のおっちゃんでした。
自前でやっているだけかもしれませんが、ちゃんと自転車を見てくれているので盗難の心配は無さそうです。
探せば駐輪場料金を取られない場所もあると思います。(ただ、アンコールワットだけは非常に多くの人がいるので盗難が心配ですね。)

③ネットで調べたらシェムリアップ中心街にいくつかレンタルバイクショップがあるようです。
ホテル専属のトゥクトゥク運転手に連れて行ってもらったのはスーパーLucky Mallのちょい南のレンタルバイクショップ。
1日5ドル。
2日10ドル。
2日借りても値引きはありませんでした。
ヘルメットレンタルは無料でOK.
借りるときにパスポートの原本を預ける必要があります。
自転車だけでなく、タクシーサービスもやっているみたいで店員さんも多く安心感はあります。パスポートは鍵付きロッカーみたいなので個別管理しているようです。
ママチャリはもっと安いでしょうが、MTBをレンタル。GIANT製。

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1日目にベンメリア行く途中でパンクし、通りすがりのおじちゃんにバイクに載せて戻ってきて違うバイクに交換してもらいました。
(パンクは原因が整備不良なのか、何か踏んだかよく分からないので、
ショップが悪いという訳ではないと思っています。)
整備状態は普通ですね。
ギアもちょっと反応しない部分はありますが、全く動かない事はないのでこの値段でなら許容範囲。
ちなみに、レンタルする自転車は個人的にはMTBが良いと思います。
マイナーな遺跡は未舗装路もあるので、ママチャリだと行けない可能性があります。

④今回市内から50km(往復100km)離れたベンメリアに行こうとしたのですが、途中で断念しました。
理由は
・帽子を忘れて暑すぎた。(帽子があればどう感じたでしょうか。ただ、日陰が全くないので相当暑いです。)
・補給箇所が無さそう
・道が途中で途切れていた(Googleマップで近道を見つけたのですが、途中から工事中で行き止まりでした)
特に補給箇所が無いのは致命的で、50km無補給は無理なので何かしらの補給は必要ですが、そういったお店は10数キロ走ったところ無さそうでした。
国道を行けばお店はある気がしますが未確認。
時速25km巡航で行くにしても往復4時間。かなりの精神力が求められます。
また暑さとの戦いもあるでしょう。
止めておいたほうが無難です。。
今回は14kmくらい過ぎた所で道が行き止まりで引き返す途中でパンクしました。
道が続いていて25kmくらいでパンクしたらと思うと、引き返してよかったのだと思います。
今回SIMをデータ通信だけにしていてレンタルショップと通話ができなかったので、失敗でした。
音声つきプランの方が良いですね。
レンタルバイクだといつパンクしてもおかしくないので、ベンメリアはパスした方が良いと思いました。

↓ベンメリア

ちなみに、シェムリアップで宿泊したのは「ザ バイヨン ヴィラ(The Bayon Villa)」
4室しかないこじんまりしたホテルですが、その分落ち着いて過ごせました。
宿泊費は2泊で64ドルなので1泊3500円ちょっと。
ちなみにホテルでも自転車を貸し出してくれますが、貸してくれたレンタルバイクはママチャリでした。

ザ バイヨン ヴィラ(The Bayon Villa)

↓アンコールワット
RIMG2507

http://www.athome-academy.jp/archive/history/0000000256_all.html


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