マヨルカ島でCanyon Ultimate Cf Slx 2016モデルをCanyon Baseで6日間レンタルしたのでインプレを書きます。
私はCanyon Ultimate Cf Slx 2014モデルを持っているので、主に2014モデルとの比較になります。
今回レンタルしたのは、「Ultimate CF SLX 9.0 Pro」で、5/15現在588,000円のモデル。
スペックは、
フレーム Canyon Ultimate CF SLX R39
フォーク Canyon One One Four SLX F35
ヘッドセット Acros – Canyon
リアディレーラー Campagnolo Record 11S
フロントディレーラー Campagnolo Record 11S
シフト一体型ブレーキレバー Campagnolo Record EP15-RE1C
ブレーキ Campagnolo Record
スプロケット Campagnolo Record CS9-SR127 12-27T
ホイールセット Campagnolo Shamal Milleクリンチャー
タイヤ Continental Grand Prix 4000s II 25mm
クランク Campagnolo Record FC15-RE
チェーンリング 52-36T
ボトムブラケット Campagnolo Record
ステム一体型ハンドル Canyon H36 Aerocockpit CF
バーテープ Canyon Ergospeed Gel
サドル Fizik Antares R5
シートポスト Canyon S13 VCLS CF
ペダル 付属しません→Look Keo
フレームサイズ L
カラー stealth – red
重量 6,4 kg 前後
私が持っているCanyonもCampagnoloですが、SuperRecord EPSです。
はじめにお伝えしておくと、私は自転車ライターさんのように細かい点まで忠実に比較できませんし、乗った感覚も割と曖昧なので、具体的にどこがどう違うか、というところまでは書く自信がありませんのでご了承下さい。
乗ってまず感じたのは、踏んだ分だけ進むな、という所。
特に登りでこの点を強く実感しました。踏んだ力が逃げないというか。どんどん推進力に変わっていくのが分かりました。
前モデルではダンシングしたり強度をあげるとホイールのリムが擦れる音がする場合があったのですが、2016フレーム(R39)はそういった事はなくて、きっちり進んでくれる所が素晴らしいなと。
フォークなのかフレーム本体なのか、両方なのか、何が良くなったかは分かりませんが、とにかく良くなっている。
ちなみにホイールはカンパのシャマル(Campagnolo Shamal Milleクリンチャー)で、タイヤはコンチネンタルのグランプリ4000S2。初めての組み合わせでしたが特に違和感なし。
タイヤとホイールの相性もバッチリでした。
ハンドルとステムが一体となったステム一体型ハンドル(H36)もちょうど指にフィットして、バーテープの無い所に触れた感じが良いです。エアロ効果はありそうですが、そこまで高強度で漕いでいないので良く分かりませんでした。シートクランプもフレーム一体化されている(シートチューブ上端にシートポストを固定するクランプが無い)し、細かいところで抵抗を抑える改良がされていました。
カンパのRecord、メカニカル式を初めて使いましたが、クリック感がシマノに比べるとはっきりしていて個人的には好きでした。カチカチしっかりと伝達してくれるのでギアを変えている感触がしっかりと伝わってきます。
2,3段くらいなら多段変速も可能ですし、フロントディレーラは変速したあと細かく補正もできました。これは最近のシマノでもできるのかな。。
サドルはフィジークのアンタレス。サドルは私のはSelle ItaliaのSLRですが、個人的にはSelle Italiaの方が好きですね。と言ってもFizikでも大きな問題はありませんでした。
全体的に乗っていて特に不満点は感じませんでした。ワールドツアーチーム(モビスターとカチューシャ)が勝利を重ねているのも頷ける気がします。
とにかく乗っていて楽しいと思えるバイクでした。新品を貸して貰ったのも大きいのかもしれません。