マヨルカおすすめルートその2。
今回のルートはマヨルカでサイクリングするのであれば外せないルートのひとつ。
ここに行かなくてマヨルカサイクリングは語れません。
実際、ものすごい数のサイクリストがこのルートを目指して集まってきていました。
みんなキツそうだけど笑顔だったのが印象的。
Sa calobraへ行くには色々な所から行くルートがありますが、一番近いのはIncaという街から目指すルート。片道40kmくらい。
今回、PalmaからIncaまでは電車で輪行。
電車の乗車時間は30分程。片道3ユーロ程。
数キロ走ってから勾配のある道に突入。
とはいっても勾配はそれ程キツくなく、5%前後か。
しばらく森のなかのジグザグの道路を走ったあと、いきなり右側に景色が広がります。
景色を右側に見つつ、しばらくさらに登ると1つ目の峠(Coll de sa Batalla)。
ここではカフェがあって、沢山のサイクリストが休憩していました。
スイス人ライダーに声を掛けられて少し話しましたが、スイスエアーのパイロットとのことで日本にも結構来ているみたいでした。
この峠は標高にして576mなのでそれ程難易度は高くない。
実際、高齢の方もロードバイクやマウンテンバイクで登っていました。
そこからさらに北上します。
この先しばらく登り基調ですが、勾配はそれ程ない。
そしていきなり目の前に切り立った別の山が現れ、
ちょっとした展望台のようなところで休憩。
マヨルカ島北部の山脈(トラムンタナ山脈)は山の形が独特というか、いきなり切り立ったかと思えば、逆側はえぐれたり、といった不規則な形をしているので、見るものからすると圧倒されます。
日本ではあまりこういった景色は見られないので、その点でも見る価値はあるかと。
絶景。
遠近感がよく分からなくなるほどの景色でここでも圧倒されます。
ホント独特の地形。
目の前が単に開けるよりも、こうやって山があるだけで景色はまったく違うものになる。
脳が遠近感を処理できない。カメラではなかなか伝わらない景色なのが残念。
ここからは下りのみ。
対向から登ってくるサイクリスト。。の先には地中海。
下り初めてすぐにループ橋のようになっています。これがまた良い。
峠からの下りは、下るのがもったいないほど美しい。
この日は快晴だったのもあるけれども、眼前に広がる海とワインディングしている道路とのコントラスト、そしてゴツゴツした岩肌。
下りをスピードを出して下るのはもったいないので景色を楽しむようにゆっくりと下る。
実際、バスが対向から来て、カーブを曲がると道路をほぼ塞いでしまっていたので、ハイスピードで下るのはかなり危険だと思われます。
こういった道路は写真パシャパシャしながらゆっくり時間をかけて下るのが良い。
いくつかレストランがあって休憩可能。
この港から少し歩くと岩間にビーチがあるのですが、時間がなくパス。
帰りは下った道を登り返します。
峠までは距離は約9km。Sa Calobra港についた時間は午後3時頃だったので、既に多くのサイクリストは既に戻ったあとでこの時間に登っている人はあまりいませんでした。
もう少し早めに来るべきでした。
結構追い込みましたが何人かのサイクリストに抜かれました。
こちらで走りこんでいる人はやはり速いです。
元来た道をそのまま戻ってIncaへ。
余裕があれば、Sollerへ抜けて帰るのも良いと思います。
■Canyon Ultimate Cf Slxと巡るMallorca(マヨルカ島) サイクリング記 その6(Formentor)
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